阿木燿子からのメッセージ
2004月6月1日(火) 更新
ちょっぴりご無沙汰をしてしまいました。月日の経つのは夢のようですね。こんなに時の流れが早く感じられるのは、慌ただしく過ごしているせいでしょうか。バタバタしていると、あっという間に一ヶ月くらい、すぐ経ってしまいます。
目出度い(?)ことに、私は5月1日で五十ん回目かの誕生日を迎え、例年にも増して張り切っています。今年の夏は初めて挑戦することがいくつかあって、今からドキドキしています。
そのひとつはファッション・デザイナーの山本寛斎さんがプロデュースなさるイベントの出演です。これはかなり大掛かりなもので、ステージに本物の馬を登場させたり、アリーナに水を張ったりと、いろいろ趣向が凝らされているようです。
テーマは幕末の新撰組ということで、かなりワイルドなステージになりそうです。
私の役廻りは、新撰組に絡む遊女のようです。共演者は小池栄子さんや新山千春さんなど若い方が多いので、私のような年齢のものが入って良いのかどうか迷ったのですが、面白そう、ということで、お引き受けしました。
昔風な着物を着て、顔はかなり厚めの白塗りをし、ポックリを履いて、シャナリシャナリとステージを歩くみたいですが、転ばないようにと(私は何故かよく転ぶ)、今から自戒しています。
また八月には、これも生まれて初めての経験なのですが、三越劇場でお芝居をやらせて頂きます。女優としてテレビや映画のお話をたまに頂きますが、舞台はまったくの初心者。発声練習もしたことがないし、ちゃんと客席に声が届くかしら、などと考えると、眠れなくなります。
今年のキイワードはチャレンジ。年齢とか、キャリアとかを考えると、つい尻込みしてしまいがちなところを、自分で自分のお尻にムチを打って、外に飛び出す感じです。
ということで私は今、ワクワクドキドキの日々を送っています。もしお時間が許すようでしたら、ぜひお立ち寄り下さい。
阿木燿子